犬に冷たい水ではなく常温水を!暑い日にぴったりの食べ物やグッズも

犬に冷たい水ってあげていいのかな?

暑い日だからといって大量の冷たい水をあげるのは避けましょう。

なるべく常温の水をあげる方が犬の負担も少ないので、安心ですよ。

冷たい水をあげすぎてしまうと、下痢や食欲低下などの不調が起きてしまうかもしれません。

じゃあ冷たい食べ物もNG?

そうですね。食べ物も基本的には常温か少し温めたほうがいいでしょう。

ただ夏はワンちゃん用の冷たいおやつも販売されていて、熱中症対策にもなりますよ。

記事の中では季節や年齢ごとの水のあげ方や、水以外の冷感グッズも紹介していきます。

この記事を読めば、愛犬にあげる飲み物や食べ物の温度に悩むことはなくなるはずです♪

目次

犬に冷たい水のあげすぎはNG!水道水が1番

暑い日でも犬に一気にたくさんの冷たい水をあげるのは避けましょう。

冷たい水は犬の腸に負担をかけてしまうので、下痢や嘔吐などの消化器症状を引き起こしてしまうかもしれません。

運動後やお出かけをした後に、少量ずつ与えるのであればOKです。冬は水が冷たくなっている可能性があるので、少し温めてあげれば飲みやすくなりますよ。

また老犬や子犬などは腸の機能が整っていないので、注意してあげる必要があります。

夏は運動後や外出時に少しずつ!水量を守ろう!

夏は喉が渇くなあ…。

暑い夏の日にワンちゃんに冷たい水をあげると喜んで飲みますよね。

運動した後や外出した後などに冷たい水を少しづつあげるのは、体を冷やして熱中症防止にもつながります。

でも基本的は常温の水をあげるのがベストです。

常温とは15~25℃前後の温度のことをいいます。

夏であれば、蛇口からでてくるものをそのままあげればOKですよ。

また犬を脱水状態にしないためには、どちらかというと冷たさよりも飲む量が大事になります。

1日当たり体重1㎏に対して50ml前後の水が必要です。

体重5kgの犬は250~300ml、10kgの犬は500~600ml飲む必要がありますよ。

私たち人間と同じで犬も夏は喉が渇きやすいので、しっかり量を飲めているかチェックしてあげましょう。

冬はこまめに変えて、必要なら少し温めよう!

冬は飲み水が減っていなくてもこまめに交換してあげるようにしましょう。

冬は夏と比べて水を飲む量が減るかもしれません。室温が低いので、水が冷たくなりすぎてしまう可能性がありますよ。

また冬は水道水の温度が10℃前後に下がるので注意してください。

水道水自体の温度が冬は下がるので、少しお湯を混ぜたりして温めてからあげるのがベストですよ。

老犬や子犬に冷たい水をあげるのはなるべく避けよう

老犬や子犬に冷たい水を与えるのはなるべく避けてください。

腸機能が未発達であったり、弱くなっている可能性が高いので、体調不良につながる可能性が高いです。

ただし温かい方がいいのかもと思い、温め過ぎるのもNG!

熱すぎると火傷によって、舌や食道を傷つけてしまうかもしれません。

あげる前に水に触ってみて、適温になっていればOKです!

ミネラルウォーターより水道水がおすすめ

犬にあげるのにミネラルウォーターってどうなんだろう?

できればミネラルウォーターよりも水道水をあげる方が安心です。

ミネラルウォーターは体に良さそうなイメージがありますが、ミネラル成分が多く含まれているので、まれに尿結石の原因となることがあります。

特に硬水はミネラル成分が多いので、要注意!

硬水は軟水よりミネラル成分が多いので、なるべく避けるようにしましょう。

実はミネラルウォーターの方が雑菌が繁殖しやすいらしいよ…

ミネラルウォーターは安全そうですが、水道水と違って塩素消毒されていないので、雑菌が増えやすいです。

水道水なら3日程経過していても飲めますが、ミネラルウォーターのくみ置きは厳禁ですよ!

ちなみに水道水に塩素が入っているといっても、人間や犬が飲むのに安全な濃度なので安心してください。

犬に冷たい食べ物をあげるのもNG!犬用おやつも紹介

水と同じように食べ物も冷たいものをあげずぎないように注意してください。

もともと犬は狩りをして獲物を食べることで、温度調整をしていました。そのため犬の腸は40℃前後が最も働きが良いようです。

冷たい食べ物をあげすぎると、腸機能が正常に働かなくなってしまうかもしれないですよね。

でもワンコって結構冷たい氷や食べ物をバクバク喜んで食べますよね(笑)特に暑い季節は…。

少量ずつであれば犬の負担も減らせると思うので、量に注意してあげるようにしましょう!

手作りおやつを作ってもいいですし、今は犬用の冷たいおやつがたくさん売っていますよ。

手作りのおすすめは牛乳ゼリーやフルーツアイス

夏の手作りおやつのおすすめは、栄養たっぷりの牛乳ゼリーやフルーツたっぷりのアイス!

犬用のおやつは調味料は不要なので、簡単に作れるよ!

是非ワンちゃんのおやつに作ってみて下さい♪

牛乳ゼリーの作り方

用意するものは3つ、手順も3STEPでとっても簡単ですよ!

用意するもの
  • 寒天
  • 製氷皿
  • 牛乳やヨーグルト
STEP
寒天を水に溶かす

寒天1gに対して水は150ml程度ですが、使う製品の指示に従ってください。

STEP
牛乳又はヨーグルトを加熱し、寒天を混ぜる

牛乳を加熱し、少し沸騰したら火を止めるようにしてくださいね。火を止めたら寒天を混ぜます。

犬用ミルクを使って、お腹に優しいゼリーを作るのもおすすめ!

STEP
粗熱が取れたら製氷皿に移し、冷蔵庫へ

液の粗熱が取れたら、製氷皿に移して冷蔵庫で固めれば3時間で完成ですよ♪

牛乳の代わりにトマトジュース(無塩)を使うのもおすすめ!

トマトのリコピン成分は抗酸化作用があるので、犬の健康維持にばっちり役立ちますよ。

液が余った場合は、はちみつか砂糖を加えてレンジで少し加熱してから固めて人間ようにすることもできます。

フルーツアイスの作り方

用意するもの
  • 好きなフルーツ
  • 製氷皿
  • ヨーグルト

作り方は簡単でフルーツを潰して、ヨーグルトと混ぜて、製氷皿に入れて冷蔵庫に入れるだけ。

フルーツは犬が食べられるものを使うようにしましょう。

  • バナナ
  • いちご
  • キウイ
  • リンゴ

これらのフルーツであれば、安心してあげることができます。

特にバナナとヨーグルトの相性は抜群です♪愛犬の好きなフルーツを入れてあげてくださいね。

ブドウやグレープフルーツは犬が食べると中毒を起こすので、絶対あげないようにしてください。

市販の犬用冷たいおやつおすすめ3選!

手作りに頼らなくても、今は市販の冷たいおやつがとっても充実していますよ。

今回はおすすめおやつを3つを紹介していきたいと思います。

おすすめおやつ3選
  • 暑い夏に定番のアイスやシャーベット
  • 食欲がわかない子にはジュレ
  • アレルギー体質の子にはヤギミルク

暑い夏に定番のアイスやシャーベット

まず1番おすすめなのは、冷たいアイスやシャーベットです。

食欲がわかない夏でもペロッと食べれるよ♪

ゼリー状で売っているものを凍らせることで、シャーベットが作れます。

チュールタイプのものも凍らせてから何等分かに切れば、1口サイズになるのであげやすいですよ。

乳酸菌入りやカロリーゼロの商品もあるみたいです。

通常はフルーツ味やさつまいものペーストが入っていたりする商品が多いですが、愛犬の健康を気遣ったものも用意されています。

犬用のアイスは果汁100%で完全無添加のものも多いので、安心してあげることができますよ。

食欲がわかない子にはジュレ

暑さで食欲を無くしているワンコには、チキン入りのジュレがおすすめです。

柔らかいので食べやすいですし、水分補給の代わりにもなります。

他にも野菜入りや馬肉、かつおメインのものなど種類豊富!

チキンメインの商品が多いですが、野菜メインのものなど様々な種類が販売されていますよ。

ドッグフードにトッピングしてあげれば、食いつきが良くなること間違いなし!

愛犬の好みやアレルギーに合わせて選んでみて下さいね。

アレルギー体質の子にはヤギミルク

ヤギミルクは牛乳と比べて低アレルゲン、消化しやすいのでお腹にも優しい飲み物です。

また体の機能を維持するのに必要な「タウリン」が牛乳より多く含まれているので、栄養面もサポートしてくれます。

作り方は水かぬるま湯で粉末を溶かしてあげるだけ。

粉末状で販売されているので、水で溶かしてからあげるようにしてください。

食いつきが良かった!牛乳よりごくごく飲む!という声も多いようですよ。

犬を冷たいグッズで快適に!お散歩グッズも紹介

食べ物のほかに犬用の冷たいグッズを使うことで、暑すぎる夏も乗りきることができますよ。

犬は口を開けて体温調整をしていますが、濡れたり冷たいものに触れたりすることも体温低下につながります。

犬の体を冷やすにはクールマットやクールネックタオル、お散歩で使えるハンディシャワーなどの冷感グッズがおすすめです。

では早速人気商品を紹介していきたいと思います。

家で使えるクールマットやクールベッド

家で使える商品で有名なのは、クールマットやベッドです。

フローリングにお腹をくっつけると気持ちいいんだよね~

お腹は犬の体の中でも毛が薄い部分で、冷やしやすいのでそのような行動をとっています。

クールマットやベッドを置いてあげれば、その上に寝るだけで体を冷やすことができますよ。

接触冷感の冷たい生地やメッシュになっている商品が多いですね。

大理石やジェルタイプのマットもおすすめです。

大理石のマットであれば自然の力で冷たくなりますし、お手入れも拭くだけで簡単!

柔らかいジェルタイプも気持ち良さそうですが、噛み癖があるワンコの場合はジェルの破損につながるので辞めたほうがよさそうです。

夏のお出かけで使えるクールネックグッズ

夏のお出かけには、首を冷やすクールネックアイテムもおすすめ!

リングやバンダナ状のものが多く、特にバンダナは柄も豊富で名前を入れられる商品もありますよ。

犬の場合は首の前側がしっかり冷えるようにつけてください♪

人間と逆で、犬は首の前側に太い血管が通っているのでそこを冷やすようにつけてあげるのが効果的ですよ。

また犬は体温が38℃台と高いうえに、人間よりも地面近くを歩いているので、クールグッズもすぐに効果が無くなってしまう場合があります。

つける前に少し濡らしたり、冷蔵庫で冷やしてあげたり、こまめに様子を観察してあげましょう。

夏の散歩の必須アイテム!ハンディーシャワー

水を持ち運べるハンディーシャワーも、クールアイテムとして使用できます。

ペットボトルにつけて使うものもありますし、ボトル状の商品も。

受け皿がついている商品であれば、水道が無い場所でもすぐに水分補給させてあげられます。

シャワー状のキャップも本来はおしっこ跡にかけるためのものですが、夏は暑そうな愛犬に直接水をかけるのに最適ですよ!!

まとめ

  • 暑い日でも犬に一気にたくさんの冷たい水をあげるのはNG、あげるときは少量ずつで
  • 基本的には常温の水をあげて、冷たさよりも飲む量が大切
  • ミネラルウォーターは尿結石の原因となったり、雑菌が繁殖しやすかったりするので、水道水をあげるのがベスト
  • 冷たい食べ物をあげすぎると、腸機能が正常に働かなくなってしまう可能性がある
  • 手作りのおすすめは簡単に作れる牛乳ゼリーやフルーツアイス
  • 市販のおすすめおやつは夏定番のアイスやシャーベット、食欲がわかない子にはジュレ、アレルギー体質の子にはヤギミルク
  • 犬の体を冷やすには冷感グッズにはクールマットやクールネックタオル、お散歩で使えるハンディシャワーなどがある

犬が暑がっているとついつい冷たいものをたくさんあげてしまいがち。犬の健康のためには少量ずつ与えるように注意してください。

ますます暑くなる日本の夏を、ワンコと一緒に乗りきっていきましょう。

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この記事を書いた人

☆家族構成
夫、黒柴(小春 4歳)、娘(3歳)と生活しています。

☆ブログについて
犬と生活していくうちに、気になることがたくさん出てくるようになりました。
このブログでは、
・犬と暮らすのに役立つプチ情報
・家族や愛犬とのお出かけ場所紹介
・余裕が出たら日常も❤
を主に書いていきたいと思っています。

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